たとえば、最低限だけの準備で打ち合わせに臨むと、その場ではラクでも、結局その後トラブルが起こったり、認識違いが発生したりしてやり直しが発生します。相手の信頼を失うことや、評価が下がることもあるでしょう。
なんとか「その場を逃げ切る」ことに成功しても、未来に残るのは“負債”です。
逆に、丁寧な一言を添える、相手の不安を先に潰しておく、少し早めに確認をしておく……。そうした一見コスパが悪そうな行動こそ、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな仕事を生んでくれます。つまり、要領のいい人は「今の労力」ではなく「未来の総コスト」で判断しているのです。
「未来を軽くするという観点」を
この総コストの中に、多くの人が見落としてしまっている重要な要素があります。それがマインドコスト(心理的負担)です。
時間や金額だけで判断すると、たしかに“安い・早い・少ない”がいい選択に見えます。しかし、本当に大切なのは「その選択をすると、自分の心が軽くなるか、重くなるか?」という視点です。たとえば、次のようなケースが想定できます。
→ 会議中ずっと不安。質問が来ると焦る。あとで反省が残る
・依頼されたことを後回しにする
→ ずっと頭の片隅にタスクが居座り、集中力が削られる
・雑な返信をする
→ 誤解や再確認が生まれ、関係性に影響する
・約束の期限をギリギリにする
→ 毎回「間に合うだろうか?」という軽いストレスを感じ続ける


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