アウディジャパンが新型「アウディA6」シリーズを2026年6月25日に発売。7月末に「A6 Avant TDI quattro 150kW」をテストドライブした。
アウディはうまくやっている――。
アウディのA6は、マーケティングの立場から、ドイツの競合他社をかつて、羨まし/悔しがらせた2つのキーワード「クワトロ」と「アバント」を共に持つモデル。実際に乗ると「よくできている」と感心させられる出来栄えだ。
プレミアムアッパーミディアムセグメントに属するA6
A6としては第6世代となり、メルセデス・ベンツ「Eクラス」やBMW「5シリーズ」をライバルとする、アウディにとって重要な車種だ。今回試乗した新型A6アバントは、1968ccの4気筒ディーゼルエンジンを、全長5000mのボディと2925mmのホイールベースのシャシーに載せている。価格は940万円。
メルセデス・ベンツEクラスには1992cc 4気筒ディーゼルエンジンを、全長4960mm、ホイールベース2960mmのボディに載せた「E220dステーションワゴン」(1033万円)がある。BMWにカウンターパートを探すと、1995ccのディーゼルエンジンと、5060mmの全長と2995mmのホイールベースの車体を組み合わせた「523d xDriveツーリング」(988万円)が見つかる。
メルセデス・ベンツEクラスは後輪駆動にこだわり、4WDを求める人向けには「オールテレイン」なるオフロードテイストを加味したモデルが用意されている。このクラスのドイツ車では、マーケットの嗜好を見つつ、自社のこだわりを強めに打ち出しているのが、興味深いところだ。それはアウディも同様と言える。


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