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「3割うまい!!」の驚く真相…年商100億の埼玉発チェーン「ぎょうざの満洲」が"絶対に潰れない黄金比率"で見つけた勝ち筋

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ぎょうざの満洲
「3割うまい!!」のキャッチフレーズで知られる埼玉発のチェーン「ぎょうざの満洲」(撮影:風間仁一郎)
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現在は「山形県産塩ゆで秘伝豆」や「自家製チャーシュー」「オレンジゼリー」などでスラッシュゼロを達成しており、今後も対象商品を順次拡大していく方針だ。

添加物を極力使用しない「スラッシュゼロ」を達成している、同社自慢の「オレンジゼリー」(撮影:風間仁一郎)

今度は「ジェラート事業」へ進出

今後の展開は、新たな食の楽しみとして「ジェラート事業」への進出を決めた。現在、川越本社工場の敷地内に専用の「ジェラート工房」を建設中であり、26年11月に完成、12月ごろから順次スタートする予定だ。

きっかけは、イタリアンレストランでの勤務経験を持つ女性社員からの熱心な提案だった。

近年の猛暑傾向に加え、中華料理を楽しんだ後にさっぱりとしたデザートを味わいたいという顧客ニーズに着目。自社ファームで栽培した川越産のサツマイモや埼玉県産の新鮮なイチゴなど、地場の旬素材をふんだんに使った無添加ジェラートを開発した。

全国103の直営店舗での展開を予定するほか、冷凍餃子とのセット通販や贈答用ギフトとしての販売も目指している。

また、既存の坂戸工場や大阪の江坂工場における餃子生産ラインがフル稼働状態に達していることから、同社は今後1〜2年以内に新たな餃子専門工場の建設を計画している。需要の高まりに対応できる生産体制を整えることで、既存店の品質向上と持続可能な供給網の確立を目指す。

26年7月、ぎょうざの満洲は新たな経営体制へと移行した。長年にわたり経営を牽引してきた池野谷氏が代表取締役会長に就任し、創業者の孫にあたる金子良行氏が新代表取締役社長に就任した。若い感性と最新のデジタル技術を取り入れながら、さらなる未来へと舵を切る。

ぎょうざの満洲の会社理念が記された記念碑。新たな分野に進出しようとも、この理念を受け継いでいく(写真:筆者撮影)

どれほど時代が移り変わり、AIなどの先端技術が普及しようとも、同社が守り続ける軸はぶれない。「3割うまい!!」の経営哲学、国産食材へのこだわり、地域や顧客に対する誠実さ。埼玉県発のローカルチェーンとして育まれたその理念は、ふるさと納税や通信販売などを通じて、いまや全国に広がろうとしている。

「美味しくて体に優しく、手頃な中華」を消費者に届け続ける、ぎょうざの満洲。埼玉が誇るローカルチェーンは、これからも人々の食を支える存在であり続ける。

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