白米に合うおかずばかりで、おかわりは必至。2杯ならず、3杯ぐらいは食べてしまいそうです。
公共の宿に残る、豊かな朝食文化
白を基調とした店内は、窓のレースカーテン越しに朝の光が差し込み、華美ではないものの清潔に保たれています。筆者が到着したのはラストオーダーぎりぎりだったため、店内で食事をしていたのは数人のみ。
近隣にはオフィスビルも多いため、ランチタイムは周辺で働く人たちでにぎわいます。一方、朝食の時間帯は宿泊者を中心に利用されているため、一般客でもゆったりと食事を楽しめる、知る人ぞ知る時間帯です。
かつては多くの客船が行き交った晴海客船ターミナルは、2022年に閉館。今では晴海フラッグをはじめとする高層マンションが立ち並ぶ、日本有数の「タワマン銀座」へと姿を変えました。移り変わる街で、変わらず温かい朝食を提供し続ける東京海員会館。船員のための宿として誕生した施設ですが、一般の旅行者や、近隣で暮らす人、働く人にも、これから広く知られてほしい朝食スポットです。
無料のホットコーヒーを片手に、窓の外に林立するタワーマンションを眺める。変わりゆく街と、変わらない朝ごはん。その対比を味わう朝です。


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