さらによくかき混ぜると、糸同士がからみ合い、強くて弾力のある網目構造へ進化! 細かな網目が空気や水分をしっかり抱え込むため、独特のふわふわ・ねばねば食感が生まれるのです。
「のび〜るアイスクリーム」は、この網目構造を利用したレシピ。アイスを加えて、納豆の糸とよく混ぜると、じょうぶな網がやわらかいアイスを包み込みます。ポリグルタミン酸の糸は、びよ〜んと伸びる性質があるため、スプーンを持ち上げると、中のアイスも一緒に伸びる、というわけです。
洗濯のりに入っているポリビニルアルコール(PVA)も、長い鎖のような構造をしています。ここにホウ砂を混ぜると、ホウ砂の成分が鎖と鎖を橋渡ししてつなぎ合わせ、巨大な網目構造を作ります。
科学のおもしろさを体感しよう
ねばねばの納豆と、衣類をパリッとさせるために使われる洗濯のり。一見まったく違うものにも、同じような仕組みが隠れていることがあります。そんな「共通点」探しも、科学のおもしろさのひとつ。身の回りの「ねばねば」「ぷよぷよ」したものにも、こうした網目構造が隠れているかもしれませんよ。



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