横浜といえば、「少女マンガのような美しい顔立ち」「繊細で儚げな目つき」というテレビドラマ由来のイメージが強い。19年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)で演じた、ピンク髪の高校生役が代表的だろう。
役柄自体は不良少年という設定だったが、整った顔立ちを生かした“胸キュン”系のキャラクターとして人気を集め、「さわやかなイケメン」というイメージの土台になった。
だが実は、中学時代に極真空手の世界大会で優勝した経歴を持ち、「無骨でストイック」な一面も併せ持つ人物として、ファンの間では以前から認識されてきた。
24年公開の映画『正体』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、ヒゲや入れ墨をまとった役柄も増えている。この“もう1つの顔”は、横浜や出演作を追いかけてきたファンにとってはむしろなじみのあるものだった。
一方、テレビ出演を中心に知った一般層にとって、このワイルドな面は未知の情報だった。今回、SNSなど拡散力の強いメディアで発言の切り取りという形で率直な物言いが広く伝わり、ほぼ同時に地上波ドラマという広い層に届く作品でその素顔に近い姿が初めて解禁された。
もともとのファンと、ライト層では受け止め方が違う
この「二層構造」は、ファンにはきちんと受け止められていたようだ。今回の新ドラマを報じたYahoo!ニュースに書き込まれた、最も共感を集めたコメントの1つは、こうつづっている。
《流浪の月のDV彼氏、かなり衝撃的で、あれから完全に路線変わってますね。……映画が中心、ヴィレッジ、春に散る、正体、国宝と俳優として実力をコツコツ積み上げて、その演技を高く評価されて、大河主演にまで一気に駆け上がって行きました。だから、TVしか観ていない人には、以前観たTVの役のイメージとの(違いに)多分、驚かれたかと思います(原文ママ)》

