早いもので2026年1月にスタートした大河ドラマ『豊臣兄弟!』も折り返し点を過ぎて、次回で第30回放送を迎える。
内容的には「本能寺の変」で織田信長が討たれて、今後の織田家について話し合う「清須会議」が行われるところとなる。ここからいよいよ「豊臣兄弟」は勢いをつけていき、豊臣政権を築いていくことになりそうだ。
そこで今回の記事では、秀吉と秀長が信長の家臣だった時代から頭角を現し、豊臣政権下でさらに飛躍するキーパーソンを解説していこう。
SNSでもブレイクした「藤堂高虎」
今回の大河で、今のところ最もブレイクした人物だといっても過言ではないだろう。秀長の家臣・藤堂高虎のことだ。物語に登場すると、その圧倒的な存在感でSNSの話題に上ることも多かった。
藤堂高虎は弘治2(1556)年、近江国犬上郡藤堂村にて、土豪・藤堂虎高の次男として生まれた。父の主君である浅井長政に仕えると、15歳のときに「姉川の戦い」で武功を上げ、見事な初陣を飾る。
周囲の誰もが高虎の将来に期待したことだろう。だが、2年後には同僚をいさかいの末に殺害してしまい逃走。その後は浅井家の重臣だった阿閉貞征や磯野員昌、織田家の家臣である織田信澄と、主君を転々とした。のちの逸話によると、放浪中は餅代にも困るほど窮乏したという。


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