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みなさんは、この7月に公開された「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を既にご覧になったでしょうか? 数年前より熱狂的なブームが巻き起こり、今では国民的人気マスコットの地位を欲しいままにしている「ちいかわ」たち。そんな人気者が、ついに銀幕を独占するというのですから、ファンにはたまりません。
実際、「公開7日で興行収入33億円の好スタート」を報じる記事が出ていますし、勢いは止まらず、100億突破も十分に見えてきているとも言われます。
もともとは作者のナガノ氏が自身のSNS上で連載しているマンガ作品に過ぎなかった「ちいかわ」が、朝のニュースバラエティにアニメ枠で進出し、いまでは映画館の観客を「トイ・ストーリー5」などと奪い合うまでに進化したことは、素直に喜ばしいといえるでしょう。ただ、「どうしてこんなに人気になったのだろう?」と首をかしげる方も多いはず。
そこで、今回は「親子で楽しめるちいかわ映画の秘密」について、実際に映画を観てきた私の感想も述べつつ、お伝えしていきたいと思います。
むしろ“大人向け”ともいえる作品
まず、おそらくこの記事を読まれているであろう「大人」の皆さまにお伝えしたいのは、「決してちいかわは”子ども騙しのキッズ向け”ではない」ということ。
絵柄がファンシーでかわいらしく、主人公のちいかわ(”なんか小さくてかわいいやつ”の略称)など言葉を話さないキャラクターも多いことから、ついつい誤解してしまいますが、本作はむしろ「子どもも楽しめる大人向け作品」と言ったほうが正しいのです。

