姿勢の崩れが「疲れ」と「あご」に直撃するワケ
長時間のデスクワークや移動、あるいは限られたスペースで長時間同じ姿勢を強いられる環境など、現代人は「座りっぱなし」になる時間が非常に長くなっています。実は、この「座りっぱなし」の姿勢が、私たちが想像する以上に身体の構造を歪ませ、慢性的な疲労の元凶になっていることをご存じでしょうか。
オーストラリア・シドニー大学の調査によれば、世界20カ国・地域における平均的な座位時間が一日300分であるのに対し、日本人は平均よりも2時間も多い420分であり、世界で最も座っている時間が長い国民であることが報告されています。長時間の座位は骨盤を後傾させて骨格を歪ませ、下半身の血流を滞らせて代謝を低下させます。
長時間、正しい姿勢のままで座り続けることは物理的に不可能です。疲れてくると必ず背中が丸まり、首が前に突き出ます。そして、それに連動して「舌」も「あご」も下へと落ちていくのです。


