相談するなら、依存問題に詳しい専門家を頼ったほうがいいでしょう。身近で手軽に活用できるのは、公的機関の相談窓口。そこにいる人は専門家です。相談者の悩みや、抱えている問題を整理して、頼るべき場所や人を教えてくれるはずです。
他人に言いづらい悩みを相談しても情報が漏れることはありません。
なお、子どもが違法薬物の所持・使用をしている場合でも、家族に警察への通報義務はありません。それは依存症の回復支援にあたっている専門機関も同じなので、安心して相談してください。
親自身が自分らしく生きる
見捨てるのでも見放すのでもなく境界線の外で見守り続ける
自分の行動を変えられるのは、自分しかいません。一方で、子どもにとって親は非常に影響力のある存在です。親が変われば子どもも必ず変わります。それは確かです。
親が相談先を見つけ、子どものつらい気持ちをある程度理解できるようになったなら、いったん子どもの手を放しましょう。それはけっして突き放すという意味ではありません。ギューッと引っ張ってしまいがちな子どもの手を、そっと放すだけです。
「手を放したとたん、どっぷり依存しちゃうんじゃないの?」と不安になるかもしれませんが、それは子どもにまかせるしかありません。子どもと自分の間に線を引き、信じて見守るのです。

