ただ、思春期ですからそう簡単に心の内を打ち明けてはくれないかもしれません。こちらがイラつくような返事が返ってきたときには、いったん引くことも重要です。「相談しやすい親」のポイントは「冷静」であること。感情を乗せすぎず、淡々としているほうが、子どもにとって居心地がよい場合があります。
そうは言われても「うまくできる気がしない」と感じる人もいるでしょう。そんなときは、プロの手を借りることを考えてみませんか? 精神保健福祉センターや保健所で専門家に相談し、具体的なアドバイスをもらうことをおすすめします。
家族の中ですべて解決しようと思わないで
まずは親だけでもいい 専門知識のある人とつながろう
依存症からの脱却は簡単ではありません。親があの手この手で対策をしても、状態がますます悪化していくこともあります。そうなると親も「自分は無力だ」と自信を失い、子どもを突き放したり、見ないふりをしたくなったりします。
そうなる前に、家族以外に助けを求めてください。依存症とは「人に安心して依存できない病気」だと繰り返しお話ししていますが、それは本人だけでなく家族も同じです。親自身の安心できる依存先を増やし、悩みを聞いてもらいましょう。問題は誰に相談するかです。自分の親やママ友など身近な人でもよいですが、ときに、「あなたが悪い」と責められたり、助言をされてもあまり役に立たなかったりすることがあります。

