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AIでWebサービスを爆速開発→動作OKでもセキュリティは穴だらけ…「AI活用」一辺倒の日本企業が露呈する弱点とは?

7分で読める
クロード、Gemini、ChatGPTといったAIアプリのアイコン
誰もがWebサービスを作れる時代、セキュリティリスクが高まっている(写真:Matteo Della Torre/NurPhoto Getty Images)
  • 増田 幸美 日本プルーフポイント 常務執行役員 チーフエバンジェリスト

INDEX

「プログラミングの知識を持っていなくてもサービスが作れる時代」が到来した。IT部門だけでなく、業務部門の担当者でもアプリケーションを開発できる「市民開発」が近年急速に広がっている。

生成AIに「登録画面を作って」「検索機能を作って」と言葉で指示するだけで、数十分後には動くWebサービスが完成する。このような開発手法は「バイブコーディング(Vibe Coding)」と呼ばれ、企業でも取り入れられている。

問題なのは、新種のセキュリティ事故も増え始めていることだ。従来のシステム開発では、要件定義、設計、開発、レビュー、テストという工程に多くの時間を費やしていた。AIはそのうち「開発」の時間を劇的に短縮した。しかし、人間がレビューに費やす時間まで短縮できたわけではない。つまり、開発速度だけが数十倍になり、安全性を確認する速度は従来のままだ。どのような課題があるのか詳しく見ていこう。

「動くコード」と「安全なコード」は違う

生成AIは非常に優秀なプログラマーだ。しかし、AIの目的は「要求された通りに動くコードを書くこと」であり、人間が暗黙の了解として持っている「安全なコードを書くこと」とは、必ずしも一致しない。

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例えば、以下のような問題は珍しくない。

● 認証を省略してしまう
● 管理画面が外部から見えてしまう
● APIキーをソースコードへ埋め込んでしまう
● 権限管理が不十分なまま公開してしまう

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