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ライフ #廃墟モールの経済学

「県外のイオンらに客を奪われる」「核テナントが撤退、協同組合が破産」⋯山形にある「地元主導モール」衰退の切ない理由

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山形県
山形県のショッピングセンターが活気を失った理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター

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ガラガラで人がいない。空き区画だらけ。BGMだけが虚しく響いている――。日本各地に、そんな「廃墟モール」が存在する。
かつて繁栄した商業施設は、なぜ廃墟になってしまったのか? 理由を探ると、7つの要因が見えてきた――この連載では、大手ショッピングモール会社での勤務歴を持ち、プライベートでも600以上のモールを巡ったライターの坪川うたさんが現地を実際に訪れてリポート。廃墟モールが生まれる理由をひもといていく。

巨大な空き区画が広がる

東京から新幹線とJRを乗り継ぎ、山形県の今泉駅に降り立った。JR米坂線のこの先の今泉-坂町間は2022(令和4)年の豪雨で被災し、運休が続いている。代行バスに乗り、戸建てが並ぶ市街地を走り、豊かな木々に囲まれる長い道を抜けると山形県小国町の小国駅前に到着した。

小国町は全国でも有数の豪雪地帯といわれ、「白い森」と銘打って町をブランディングしている。新潟県との県境に位置する人口約6500人の小さな町である。

小国町の小国駅(写真:筆者撮影)
小国駅前に「白い森おぐに」の大きな案内看板が立っている(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「県外のイオンらに客を奪われる」「核テナントが撤退、協同組合が破産」⋯山形にある「地元主導モール」衰退の切ない理由(18枚)
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