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韓国はレアアースだけを狙っていたのではない、レアアース獲得の陰で進んだ「トリウム戦略」が示す日本の深刻な敗北

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レアアースにはトリウムが付随する。韓国はそのトリウムに戦略をもって対処してきた(写真:alexlmx/PIXTA)
  • 亀井 敬史 トリウム熔融塩国際フォーラム理事
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筆者の講演を聞いたアメリカ・アルゴンヌ国立研究所のキム・キョンテク(Taek Kyum Kim)氏はこう言った。

「オバマ大統領は本当にサステナブルなエネルギーを求めている。トリウムを用いなければだめだ。DOE(エネルギー省)のスティーブン・チュー長官はわかっている。オバマ大統領はあらゆる方向からプレッシャーを受けている。われわれのような国立研究所のスタッフは2つのものをオバマ大統領のために用意したい。1つは科学的な裏づけのデータだ。もう1つはトリウム原子力をスムーズに導入するためのシナリオだ」

筆者が「Physor2010」で講演した際のテーマを示したスライド(写真:筆者提供)

そして「そのようなシナリオを作成するうえで、原爆を体験した日本の貢献に期待している」とつないだ。

そして福島第一原発事故が発生した。その後、韓国は敏感に反応している。しかし、表立って原子力の分野からではない。

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