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企業での生成AIの使い方が変わり始めている。これまでは、人がチャット画面で「調べて」「資料を作って」と作業を一つずつ指示してきた。これからは、目的を伝えるだけでAIが段取りを考え、情報収集から資料作成、関係者への連絡までを自分で進める。その変化を具体的な製品の形で示したのが、日本マイクロソフトが7月27日に開いた記者説明会だ。業務執行役員AI Workplace GTM本部 本部長の山田恭平氏が、Microsoft 365 Copilotの新しい製品構成と、企業での活用実態を説明した。
Chat・Cowork・Autopilotの3区分に
前提として、Microsoft 365 CopilotはWordやExcel、Teamsといった業務アプリ群のMicrosoft 365に組み込まれたAIサービスで、企業が契約して従業員に提供する。個人が無料で使えるCopilotアプリとは別の製品だ。今回の説明会で示された内容も、この法人向けの体系が対象になる。マイクロソフトは現在のMicrosoft 365 Copilotを、Chat、Cowork、Autopilotという3つの区分で整理して示す。
従来のCopilot Chatは、質問への回答や単発の作業を受け持つ対話型の機能だ。
その上に位置するCopilot Coworkは、クラウド上で複数の手順にまたがる作業をまとめて実行するエージェントで、2026年6月に一般提供が始まった。複数の作業やツールを横断して業務を委ねる相手という位置づけになる。

