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ライフ #くらたまの「人生後半、独り旅」

夏の帰省で実感する"愛するものたちの老い" サワガニの唐揚げ、花火、海水浴…55歳漫画家が感じた"切なさ"の行方

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海
透明度の高い海。くらたまの田舎(写真:筆者提供)

INDEX

世間を沸かしたバツ3の叶井俊太郎氏との結婚から15年あまり。漫画家・くらたまに降りかかったのは、夫の死と、残りの人生をどう独りで生きるかという「新たな人生設計」だった――。
夫亡き後の日々の暮らしや感じたこと、そして新たな挑戦の日々を漫画とエッセイでお届けする(漫画はエッセイの最後に)。【連載第25回】
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半年に1回ほど、福岡の実家に帰っています。

数年前までは福岡で週に1度、テレビのレギュラー仕事があったため、毎週帰っていました。それが終わってからは、夏休みと冬休みに娘を連れて帰省しています。今夏は3泊4日、老母の顔を見るため、老母に孫の顔を見せるため、そして愛犬の顔を見るため、苦手な飛行機に乗ります。

「今日オバが来るよ」

愛犬といっても実家で飼っているわけではなく、妹夫婦の家の犬です。

久々に会った大好きな「オバ」の上に思わず乗る(写真:筆者提供)

あと少しで7歳になるラブラドール・レトリバーですが、この犬が大変私に懐いているんです。私は犬に「オバ」という名称で認識されているんですが、妹が「今日オバが来るよ」というと、私を待ってリビングの窓からずっと外を見ているそうです。

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