では、この“新しさ”は「BMWらしいドライビング・ダイナミクス」(プレスリリース)になるだろうか。
この場合、“BMWらしい”とは、「新しいことに挑戦して成功した」と解釈したほうが妥当かもしれない。そう思わせる内容なのだ。
操縦性のことから先に書くと、モーターの制御システムに大きな特徴を持つ。
BMWが「ハート・オブ・ジョイ」と呼ぶ、ドライビング・ダイナミクス(走行性能)を司るコンピューターを搭載。このコンピューターは、ドライブトレイン、ブレーキ、エネルギー回生、ステアリングの補助機能をもつ。
高速道路での快適な走行性、カーブを曲がるときの俊敏性、市街地でのウルトラスムーズな動きは、ハート・オブ・ジョイによるもの、と説明される。
このハート・オブ・ジョイに加え、「運転支援システム」「インフォテインメント」「ベーシック&コンフォート」と、4つのコントロールユニットが搭載されている。
iX3では、各種機能を上記4つのコントロールユニットを統合したことで効率を向上させるとともに、ワイヤハーネスを短くまとめ、軽量化も実現しているそうだ。
車線変更をクルマが提案
安全機能および運転支援システムである「ドライビング・アシスト・プラス」および「ハイウェイ・アシスト」の採用も、iX3の重要な技術。
「高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した」(プレスリリース)とうたわれている。
中でも画期的なのはハイウェイ・アシスト。高速道路では(技術的には)時速130kmまでハンズオフ(手放し)走行を可能にしている。
さらに「レーン・チェンジ・アシスト」なる機能がある。システムが、周囲の状況を判断したうえで、運転者へレーンチェンジ(車線変更)を提案するというものだ。

