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イスラエル民間宇宙飛行士が語る〈民間人が宇宙に行くべき理由〉…日本の宇宙産業への期待そして可能性

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国際宇宙ステーションのきぼう実験棟で実験をするスティッベさん(同氏提供)

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安全保障、通信・測位、気候・災害管理、農業への活用など軍事、民間両面で宇宙開発の重要性がますます高まっている。現在、イスラエルで唯一の宇宙飛行士であり、かつ投資ファンド代表であるエイタン・スティッベさん(68歳)が、この分野での日本との協力関係を求め来日した機会に、宇宙飛行士の目から見た宇宙開発の現状や、日本とイスラエルの協力の可能性について聞いた。

――宇宙飛行士を目指した経緯は。

私は現役で7年間、予備役で35年間、イスラエル空軍のパイロットだった。だから私は飛ぶことを愛している。

2003年のスペースシャトル・コロンビア号事故では、空軍の司令官で友人だったイラン・ラモーンを失った。私はコロンビア号の発射に立ち会っている。その後、私は残された彼の家族と親交を続けており、宇宙飛行士仲間が定期的にイスラエルに集まっている。アメリカの宇宙飛行士の友人もいる。

20年、宇宙飛行士の友人が、米起業家イーロン・マスクの航空宇宙会社スペースXが、国家の事業だけでなく、商業目的や民間人に対しても宇宙に行く機会を開放すると宣言したことを教えてくれた。私はすぐに申し込み、計画を立て始めた。

インタビューに答えるエイタン・スティッベさん(2026年7月8日、東京都内で。筆者撮影)

私の考えは、国際宇宙ステーション(ISS)に行って、イスラエルからできるだけ多くの人に関与させることだった。広くプロジェクトを開放し、学校、科学者、産業界、幼稚園、子供たち、芸術家、詩人から何千というアイディアを募集、選定し、NASA(アメリカ航空宇宙局)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、ESA(欧州宇宙機関)とともに実施に移していった。科学的なものだけでなく、教育的、芸術的なプロジェクトを行った。

「宇宙で何もしない」という芸術作品

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