打ちたて、茹でたてのうどんが「4玉まで」同一価格。
外食各社が相次いで値上げに踏み切る中、なんとも太っ腹なうどん店が登場した。「焼肉きんぐ」でおなじみの物語コーポレーションが今年5月にオープンした新業態「肉讃岐 もっちりうどん源次郎」だ(以下、源次郎)。
筆者は3玉まで同一価格のそばチェーンによく足を運んでいて、こういった業態が存在することは知っていた。
それにしても、うどん4玉とは。まるで物価高の流れに逆行するようなサービスを打ち出す源次郎の存在が気になってしまい、さっそく訪れてみることにした。
2玉でも食べごたえは十分
平日の13時半頃に店に到着。すでにピークタイムは過ぎていたが、店先では5組が入店を待っていた。並ぼうとすると、スタッフが店内から出てきて「壁に沿ってお並びください」との丁寧な案内が。敷地内の駐車場では車が絶えず出入りしていて、誘導員が交通整理にあたっていた。
訪問時はオープンから1カ月ほど経っていたが、スタッフの案内や誘導員の様子から、混雑を前提とした運営体制が整えられていることがうかがえた。
10分ほど待っただろうか。2名掛けのテーブル席に通されると「ご注文がお決まりになりましたら、ボタンでお呼びください」と笑顔で声をかけられた。そう、源次郎はセルフ式ではなく、席で注文するタイプのうどん店なのだ。

