メニューを開いてまず目に入ったのは、名物「霧島黒豚の肉讃岐うどん」。
「4玉まで同一価格」「うどんの玉数が選べる」といった特徴が、各ページで強調されている。
別紙の平日限定メニューには、うどんに丼ものや天ぷらを組み合わせられるセットも用意されていた。
4玉となると、約600グラムとなかなかの量だ。「4玉まで同一価格」のインパクトに惹かれて訪れたものの、果たして一人で食べきれるのか……。やや不安になったのと、天ぷらも食べたかったので、この日は「霧島黒豚の肉讃岐うどん」を2玉にとどめ、「鶏とろ玉天」をセットで注文した。
肉うどんは、白地に赤い模様をあしらった器に盛られて運ばれてきた。深さのある器に盛られた麺は、2玉でも十分なボリュームを感じさせる。そのボリューム感をさらに際立たせていたのが豚肉だ。黒豚が器の半分近くを覆っていた。
7種の素材を合わせただし、もっちり食感のうどん、豚バラのうま味に大満足
うどんは、店名の通りもっちりとした食感が印象的だった。だがつるんとした喉ごしの良さもあり、食べ疲れしない。豚バラもうま味があり、しっかりと肉を味わえる満足感があった。
個人的に好みだったのが、だしだ。鰹節をはじめ7種の素材を合わせただしは、うま味を感じながらも全体的にすっきり。豚の脂が溶け出してもくどくはなく、この季節でも温かいうどんを食べ進められたのはだしのおかげだろう。
削りたての鰹節を添えると香りとうま味が一段と際立ち、味わいの変化も楽しめる。

