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【専門医が考案】不整脈を「正しい状態に戻す」のではなく、「そもそも起こさせない」根本治療的な"簡単セルフケア"

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ストレスで交感神経が優位な状態が続くと不整脈が起きやすくなる(写真:Taka/PIXTA)
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言うまでもありませんが、不安を抱えて暮らすのはストレスです。それに、ストレスは体にも大きな負担がかかります。その1つが、「自律神経の乱れ」です。自律神経は、呼吸や血圧、体温や消化など生命活動をコントロールしています。自律神経には活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」の2つがあり、その2つのバランスが整っているのがよい状態です。

不安や心配事、疲れや人間関係などでストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になります。すると、こんな流れができやすくなってしまいます。

ストレスで交感神経が優位になる

血管が収縮する

収縮した血管に血液を送るために、心臓に負荷がかかる

期外収縮・動悸が起こりやすくなる

もちろん、ストレスの感じ方は、人によって異なります。例えば、いつも仕事をバリバリとやっている人。この人が不整脈を起こしやすいかと言ったら、そんなことはありません。交感神経が優位になっていても、本人にとってそれが当たり前であったり、楽しいと思ったりしているのであれば、さほどストレスを感じないでしょう。

重度のストレスによる倦怠感は、死亡率まで高める

問題は、人それぞれのストレス耐性のレベルを超え、これまでストレスと感じていなかった物事を「ストレスとして感じること」です。ストレスに耐えられるレベルをバケツの大きさだとすると、その大きさは人それぞれです。同じ量の水=ストレスでも、バケツが大きければあふれません。

だからと言って、小さいバケツがいけないという意味ではありません。大事なのは、バケツが大きかろうと小さかろうと、ストレスをバケツからあふれさせないようにすることです。

重度のストレスによる倦怠感は、死亡率まで高めます。イギリスのアバディーン大学が約30万人を対象に16年間追跡調査した結果では、「いちばん倦怠感が高かったグループ」は「いちばん倦怠感が低かったグループ」に比べて1.45倍も死亡率が高く、特に心臓血管系の異常(心臓発作など)による死亡が多かったそうです。

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