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痩せたいのに痩せられない人が相談に来た…その本当の原因を見事なまでにあぶり出した「カウンセラーのひと言」

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「なぜかできないこと」は、実は「やりたくないこと」だったりするという(写真:jessie/PIXTA)
  • 山根 洋士 心理カウンセラー、メンタルノイズ心理学協会会長
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「どうしてそんなに、痩せたほうがいいと思うんですか?」

その人はこう言うでしょう。

「痩せてるほうが健康だし、見た目の印象もいいだろうし」

ポイントはここからです。

「なぜかできない」=「実はやりたくない」

「痩せて困ることはまったくないですか? それから、今のままのほうがいいと思うことも全然ないですか?」と聞いてみると(実際にはもっとていねいにやりとりしますが)、意外な答えが出てきて当の本人がハッとすることがあります。

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「そういえば、無理にダイエットをしたのか、痩せた途端に病気がちになった人がいたので、気をつけないと。あ、あと恋人にする相手は、ぽっちゃりしてるくらいのほうがタイプです。親が痩せ気味で、あまり健康じゃなかったので」

もちろん本人は、聞かれたから答えただけ。ですが、これが無自覚なブレーキになっているのです。つまり「痩せないほうがいい」というノイズがあるということ。頭では「痩せたい」と思っているのに、心には「痩せないほうがいい」というノイズがある。頭と心があべこべです。

こういう状態に気がつかないでいると、自己肯定感はどんどん低くなっていきます。自分の目の前には「痩せたい自分」と「痩せられない結果」しかないのですから、落ち込みますよね。なんでうまくいかないのかわからないので、苦しく、生きづらくなってしまいます。

それだけではありません。少しふくよかでも好きなように生きている人が、うらやましく見えるかもしれません。しっかりと自己管理ができて、体が引き締まっている人に、引け目を感じるかもしれません。

「なぜかできないこと」は、実は「やりたくないこと」だったりします。なのに、ノイズに気がつかないと、「なぜ自分は……」という答えのないネガティブループにハマってしまう危険があるわけです。

まず自分責めはやめましょう。そしてノイズに目を向けましょう。それだけで随分、心の持ちようは変わってくるはずです。

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