「昨年好評だったので、この夏は提供する店舗を増やしました」と話すのは、チョコレート専門店「Minimal - Bean to Bar Chocolate -(ミニマル ビーン トゥ バー チョコレート)」の広報担当・加藤空見子さん。昨年は麻布台ヒルズ店限定だったが、今年は代々木上原店と仙川店でも販売している。
ハラハラと舞う粉雪のような口どけ。2種の自家製チョコレートで作った氷を2層重ね(下はトリニダード・トバゴ、ブラジル、ガーナ産のカカオをブレンド、上はガーナ産カカオを使用)、練乳をかけると、ミルクチョコレートのようになる。
「かき氷は夏の集客に大きく貢献しています」と加藤さん。「夏は、店内で飲食するお客さまの約3割がかき氷を注文されます。気温が30度前後になるとかき氷がパフェを上回り、ピーク時には約5割に達します」。
店先に「氷旗」が揺れるのを見て、日本生まれ・日本育ちの私は、反射的に「やっぱり夏はかき氷だね」という気分になってしまった。「先日インスタグラムを見たというカナダ人の方が『カナダにはないので食べたかった』と来店されました」(加藤さん)。SNSの影響も大きい。
暑い夏の京都でもヒット
「京都の夏は暑いですが、平日にも多くの方がかき氷を目当てに足を運んでくれます」と話すのは、京都のチョコレート専門店「COCO KYOTO」のシェフパティシエ、横田克久さん。
「見た目はかき氷、味はしっかりチョコレート。普通の氷にはない、ふんわりとした口どけと溶けにくさが特徴です」(横田さん)。ガーナ産カカオのチョコレートに水や牛乳を合わせた氷を削って作る。「夏に京都へ行くと必ず食べる」という声もあり、「夏の売り上げにもつながっています」と横田さんは話す。

