約90㎡という広さに対して、家賃はどのくらいなのか。過去の募集資料を見ると、茶山台団地のニコイチ住戸は、7万〜8万円台で募集されていた。90㎡というなかなかない広さの住宅を、家賃を抑えて暮らせるのは魅力的だ。
さらに2022年には、コロナ禍以降に広がったリモートワーク需要を受け、公社の企画による職住一体を想定した「ニコイチeco」もつくられた。
「なるべく既存の間取りを活かし、設備も再利用し、一部の材料は環境に配慮した再生材を使っています。大きな改修は求めていないけれど、広さが欲しいという方には、家賃も抑えられてより住みやすい住戸です」(担当者、以下同)
間取りを見ると、玄関やキッチン、トイレの場所はそのままに、和室を洋室化したり、広いリビングをつくったり、コンパクトな改修でつくられていることがわかる。さらに壁を抜かない住戸もあった。玄関とベランダで住戸を行き来するスタイルで、ニコイチの多様な面が見えてきた。
上下2戸をつなげた「タテニコイチ」もある
茶山台団地には、さらにユニークなニコイチがある。4階と5階の上下2戸を1つの住戸として使う「タテニコイチ」である。


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