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ライフ #サオリス・ユーフラテスの数字の向こう側

「インバウンド価格とは真逆!」牛串350円、唐揚げ280円、天然まぐろ丼1000円…北九州《100年市場》の底知れぬ魅力

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旦過市場
「北九州の台所」として100年以上続いている「旦過市場」(写真:筆者撮影)
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店主の中尾憲二さんは、メニューに合わせて米の品種まで変えるというこだわりようだ。もともと同じ場所でブティックを営んでいたというから面白い。2004年にお米の量り売りとおむすびの店として始めて、いまは弁当と惣菜が中心だ。

おでんくんの、丸い鍋

行列が落ち着いた14時過ぎ、うどん出汁でじっくり煮込まれた名物おでんを求めて、「旦過うどん」を訪れた。店内には、著名人のサイン色紙がたくさん飾られており、北九州出身のリリー・フランキーさんも通う店らしい。アニメ「おでんくん」の、あの丸いおでん鍋のモデルになった店なのだと店主さんが教えてくれた。

旦過うどんだしも販売されている(写真:筆者撮影)
丸い鍋におでんの具がぎっしり(写真:筆者撮影)
「おでんくん」の焼印が押された餅巾着(220円)には刻んだキャベツが入っていて、餅とシャキシャキの歯ごたえが新鮮だった。サッと箸で切れるおおぶりの大根(200円)は、やさしい出汁がしみている(写真:筆者撮影)

全長約180mの市場を歩くだけで、あれもこれも食べてみたくなる。普通に歩けば、3分ほどで抜けられる距離だが、あの店、この店と立ち寄っては少しずつ買い物をして、気づけば両手に買い物袋を下げていた。

店先に紫陽花が生けられた「岩田屋餅菓子店」。創業60年以上。水大福やわらび餅が並んでいた。和菓子で季節を感じる(写真:筆者撮影)
ブルーベリー寒天と2層のあわ雪が涼しげだ(120円)。口に入れるとスッと溶ける。初代のあわ雪はもともと固めだったが、2代目の岩田政己さんが、柔らかい口当たりに変えたそうだ(写真:筆者撮影)
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