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元・電波少年チューヤンが語る「香港がびっくりするほど親日」である背景…品質だけではない"日本ブランド"の魅力とは

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チューヤン 元電波少年
激動の香港だが、チューヤンは日本と香港の交流がこれまで通り続くことを願っている(写真:筆者撮影)
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香港の子どもたちは、日本の漫画やアニメ、音楽に囲まれて育つ。それを象徴するのがロッテの「コアラのマーチ」だ。子どもの頃からスーパーで見慣れているため、大人になるまで香港のお菓子だと信じ込んでいたという笑い話もよく耳にする。もはやブームという次元を通り越し、「日本」は香港の日常に完全に溶け込んでいる。

「香港にとって、日本は外国というより、『一緒に成長してきた友達』みたいな存在なんです」(チューヤン)

中国産イチゴよりも「あまおう」を選ぶ香港の人々

世界における日本ブランドの強みを考える時、まず思い浮かぶのは「品質への信頼感」だろう。筆者がこれまで生活してきたアメリカやアフリカでもそれは同様だった。だが、他国と比べて日本のことをさらに一歩踏み込んで理解している香港においては、日本の「職人文化」への敬意があるとチューヤンは語る。

ウーロン茶でさえ、香港で多くの人が日本ブランドを選ぶ理由は「安心と信頼」、そしてその根底にある、日本の職人の物作りの姿勢に対する「絶大な支持」だ。

チューヤンは、かつて日本のジーンズ店で味わった感動を例に挙げる。

「東京のセレクトショップに行った時に、職人がジーンズ1本に自分の魂を入れているなと感じました。ジーンズを履いた瞬間、ただの服を超えた誇りのようなものが伝わってきて特別な気分にさせてくれたんです」

単なる機能や品質の良さだけでなく、作り手の物語や魂が込められた物作りに共感し、敬意を払う。これが香港で日本の商品が今も選ばれ続ける理由だという。

「例えばイチゴを買う時。中国産なら安くて、同じ金額で3回食べられるかもしれない。でも、香港の人は高くても福岡産の『あまおう』を選ぶんです。3回の普通の味より、1回の大きな満足感と安心感。そこに価値を感じるんです」

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