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高市早苗首相の「米連邦議会立法調査員」という肩書は、多くの国民から疑惑の目で見られており、国会でも追及されるに至った。この経歴が詐称であれば、それは文民統制という観点からも非常に問題である。
文民統制の根幹は選挙によって国民から「正当に」選ばれた文民たる政治家が、軍隊(自衛隊)を管理監督することだ。本来選ばれるはずのない人間が虚言を弄して政治家になり、さらに自衛隊という「暴力装置」の最高指揮官になったのであれば、これは文民統制とは言えない。
また過去の言動や行為からも高市首相に戦時に自衛隊を指揮できるか、その資質にたいへん疑問があるといわざるをえない。
回答能力がない防衛省報道官
筆者は2026年3月24日の防衛省報道官会見で安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官に高市首相に関する質問をした。報道官はその場で回答できず、後日回答すると述べたが、その後3カ月以上、回答はなかった。おおよそ、こういう場合には事務方から1〜2週間の間に回答があるものだが、よほど問題があったのだろう。
回答があったのは7月2日である。実はその少し前に安居院報道官がSNSの「X」にアカウントを作ったことをアナウンスしていた。これに対して筆者は「こういうことをする前に、会見の回答をしてください」と投稿した直後であった。
個人的には、防衛省や自衛隊の高官がXで投稿するのはリスクが高くやめた方がいいと思っている。先に小泉進次郎大臣がXで、自民党大会で「陸自の歌姫」こと鶫真衣(つぐみ・まい)3曹が制服で歌唱し、彼女とのツーショットが原因で大炎上したのに学習効果がなかったようだ。
以降、筆者が提出した質問と、防衛省報道室から来た回答を紹介しながら問題点を指摘しよう。まずは高市首相の経歴を問う質問だ。
Q.非常に多くの人たちが高市首相の経歴を疑っているかと思うのですけれども、最近、陸上自衛隊の1等陸佐が学歴詐称で処分を受けているんですが、やはり最高司令官の学歴とか職歴にそういう疑惑があると末端の士気にも関わると思うんですがいかがでしょうか。

