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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

「洗濯物を干すために2階に上るの面倒だ…」――子育て中に平屋を建てた主婦、作り込んだ「掃除がラクな家」が超凄かった

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リノベ後の玄関
家の間取りから「面倒」を排除し、徹底的に合理化したところ…こんなにも素敵な「平屋」が誕生したのです(写真:大塚奈緒さん提供)
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感覚でやっていたことを言語化できるようになったのは、この家で暮らし、発信し、人の反応を通じて自分を客観視できたからだ。「面倒くさがりの自分」は欠点ではなく、設計の原動力だった。感覚を言葉にできるようになったことで、同じ考え方を別の家にも応用できるようになった。この力は、次の住まいでも大いに発揮されることになる。

間取りが変えたのは、家事だけではなかった

実際に住んでみると、想像以上の変化があった。「掃除だけじゃなくて、なにをするにも面倒くさくないんですよ」と大塚さん。すべての部屋が同じフロアにあるため、家のなかでの移動距離が劇的に減ったのだ。

以前なら「あとでやろう」と後回しにしていた洗濯物も、各部屋を回るハードルが下がったことで、溜め込む理由がなくなった。家事を先送りしなくなり、その分ストレスが減った。

家族との距離感も変わった。すべての部屋がリビングにつながる廊下のない間取りは、子どもが小さかった当時、意外な効果をもたらした。

どの部屋もLDKに接しており、子ども部屋は「リビング続きの和室」的な配置(写真:大塚奈緒さん提供)

「家を建てたころは長女が小学3年生、長男が年中さんで、正直ずっと一緒にいるのがしんどかったんです。ワンオペだったので、家事にも育児にも疲れていた。だから子どもたちには自分の部屋で遊んでほしいなと思いつつも、廊下を挟むと姿が見えないし不安じゃないですか。リビングに直結した子ども部屋なら、気配を感じながら安心して自分の時間を過ごせたんです」

左手に見えるドアの先が長女の部屋。リビングにいても部屋でなにをしているのかだいたいわかるため、安心して過ごせた(写真:大塚奈緒さん提供)

完全に離れるわけでもなく、ずっと一緒にいるわけでもない"リビング続きの和室”のような距離感が、大塚さんにとっては心地よかったという。結果として、子ども部屋は小さいころからきちんと使われ、物置にならなかった。これは廊下のない間取りがもたらした、思わぬ収穫だった。

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