波が大きく、かなり船は揺れていて、船酔いの兆候が出始めていたので、帰ると決まったときはちょっとホッとしてしまいました。
陸に戻ると、船長が「今日は今年一番釣れませんでした」と嘆いていました。「普通はもっと釣れるので、こりずにまたきてくださいね」。
船長の言葉に、私とM、Hさんは口々に「はい、リベンジしたいです」と答えましたが、ミカンは複雑な顔をしていました。ミカンが唯一釣りあげた小さなイワシはバケツから逃げてしまい、結局じゃんけんで獲得したアジ1匹の釣果しかなかったせいもあると思います。
素人の場合、釣りは釣れてこそ楽しいが真理なので、釣れなかったミカンは「もうええわ!」と不貞腐れ気味なのかもしれません。
釣りたてアジの味とお値段
クーラーボックスに全員分の釣果を入れ、予約した居酒屋へ行き、釣りたてのアジとイワシを調理してもらって祝杯を上げました。
「今度は、アジ以外の魚釣りに行きたいな」私が言うと、「私は陸で待ってる」と苦笑いのミカン。でも、スーパーで買った魚とはまったく違うコリコリの歯応えの刺身と、彼女が大好きな銘柄の冷えたビールで、すぐにご機嫌になりました。
終盤出されたアジフライは、身は小さいけど絶品でした。とはいえ、これを食べるために払った料金は、釣り代4500円+調理代2000円で6500円。アジのフルコースとしては、ちょっとお高いな……という感じです。

