有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

ダイハツ「7代目ムーヴ」発売から1年。平成の「レジェンド軽自動車」は復活できたのか?

6分で読める
デザインを一新したうえでスライドドアを採用した7代目「ムーヴ」
デザインを一新したうえでスライドドアを採用した7代目「ムーヴ」(写真:ダイハツ工業)

INDEX

ムーヴは、軽自動車のレジェンドのひとつだ。初代モデルは、1995年(平成7年)に誕生。1600mmを超える高い全高でもって広い室内を実現する「ハイトワゴン(トールワゴン)」という新ジャンルを、先行していたライバルのスズキ「ワゴンR」とともに切り開いてゆく。

それまで市場のトップを争っていたのは、背の低い、いわゆる「セダン」と呼ばれるジャンルだ。ダイハツならば「ミラ」、スズキならば「アルト」が、その代表格だ。

1995年「ミラ・モデルノ」(写真:ダイハツ工業)

しかし、平成の世に生まれたハイトワゴンたちは、昭和のセダンを上回る人気となり、軽ベストセラーカーの座をもぎとった。2000年代は、ムーヴやワゴンRといったハイトワゴンが、軽自動車ナンバー1の座を争っていたのだ。

「N-BOX」誕生で代わった軽自動車の主役

しかし、そんなハイトワゴン全盛の市場をぶち壊す存在が登場する。11年11月に登場したホンダのスーパーハイトワゴン「N-BOX」である。

ハイトワゴンよりもさらに高い1700mmを超える全高とスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンは、これ以前から「タント」が存在していたが、ファミリー向けというイメージが強かったし、デザインもスマートさに欠けていた。

2011年のホンダ「N-BOX」(写真:本田技研工業)

そんな中、N-BOXはスマートなデザインと、優れた利便性でもって、大ヒットモデルとなる。12年度に軽自動車販売ナンバー1になると、15年度から25年度まで、なんと11年連続でナンバー1に君臨し続けているのだ。

言ってみれば、平成に登場したハイトワゴンが昭和のセダンから王座を奪ったように、令和の王座は、平成のハイトワゴンから令和のスーパーハイトワゴンに移ったのである。

【写真を見る】ダイハツ「7代目ムーヴ」発売から1年。平成の「レジェンド軽自動車」は復活できたのか?(31枚)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数