「私たちは、販売台数拡充のためにこのクルマを用意したわけではありません。むしろ、ウルスのラインナップにおける構成比を変化させ、よりパフォーマンス志向の選択肢を強化していきたいと考えたのです。
そう語るのは、ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEO。ウルスSEペルフォルマンテ発表のタイミングで、オンラインによるインタビューに応じてくれたのだった。
0-100km/h加速3.3秒の超高性能SUV
英語だと「パフォーマンス(高性能)」に相当する「ペルフォルマンテ」をサブネームに持つウルスSEペルフォルマンテ。
4リッターV8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインは、従来のウルスSEと共通だが、性能は引き上げられている。
最高出力は、ウルスSEの588kWに対して596kW。最大トルクは800Nmに対して1000Nmというスゴさ。
静止から時速100kmまでの加速は、少し前のスーパースポーツをしのぐ3.3秒で、最高速は時速312kmだ。
パワートレインの性能を上げただけでなく、サスペンションシステムにはデュアルチャンバーのエアスプリングを採用。
メリットはプライマリーチャンバー(サーキット向け)とセカンダリー(一般道用)と、2つのキャラクターが使い分けられること。
加えて、2025年に発表されたフューオフモデル「フェノメノ」で初搭載された車体の6Dセンサーを、トラクションコントロールやビークルコントロールといったシステムと組み合わせている。
これによって、加減速やコーナリング性能は大きく向上。
「同時に、日常生活でも使える快適性を実現しています」と、私が訪れたランボルギーニ本社近くの秘密のスタジオで、開発担当者は語ってくれた。
車体後方には大きなテールスポイラーと、車体下面の空気を効率的に吸い出すバンパー下のディフューザー。そしてアクラポビッチの太いエグゾーストパイプが凄みを効かせる。

