ヴィンケルマンCEOは言う。
「ウルスのラインナップにおける構成比を変化させ、よりパフォーマンス志向の選択肢を強化していきたいと考えています。2027年以降は、ウルスSEとウルスSEペルフォルマンテの販売比率がほぼ50:50になることを想定しています」
エンジニアたちは、すでに優れたモデルをさらに進化させるために努力を続けています、と言うヴィンケルマンCEO。今後の計画として、パワートレインのピュア電動化はどうなるのだろう。
“革新のための革新”はいらない
「私たちは2021年に、”完全に新世代のモデルを投入し、パフォーマンスを向上させながら、同時に排出ガスも削減する”と約束しました。現在、ランボルギーニはラインナップ全体をハイブリッド化した唯一のスーパースポーツカーメーカーとなっています」
当初は(ウルス、レヴエルト、テメラリオに続く)4番目のモデルをピュアEVにする可能性も検討していたと、ヴィンケルマンCEOは明かす。
「しかし、カスタマーの需要は、数年前に想定していたほど高くないとわかりました。そのため、4番目のモデルもプラグインハイブリッドとして開発を進めることを決定したのです」
なぜなら、私たちのカスタマーが求めているのは――、と言葉が続く。
「“革新のための革新”ではなく、自分たちの夢や感情に寄り添う革新なのです」
実際、ウルスSEペルフォルマンテも、プラグインハイブリッドとはいえバッテリーだけによる走行距離は60kmにとどまる。
「決して長くはないですよね」。ウルスの開発に携わったエンジニアは認める。「このクルマでは基本的にエンジンを楽しんでもらえばよいのです」。
ヴィンケルマンCEOは語る。
「カスタマーは今後も、内燃機関が生み出すサウンドや振動、フィーリングを求め続けるでしょう。それこそ、ランボルギーニにとってきわめて重要な要素であり、簡単には変わらないと思います」
そう、ランボルギーニはいつまでも、顧客が求めるランボルギーニであり続けるのだ。
ボディサイズ:全長5117mm×全幅2031m×全高1638mmm
ホイールベース:3003mm
車重:2473kg
パワートレイン:3996cc V型8気筒ツインターボエンジン+プラグインハイブリッド
変速機:8段オートマチック
システム最高出力:596kW
システム最大トルク:1000Nm
駆動方式:全輪駆動
乗車定員:5名
加速性能:0-100km/h 3.3秒
最高速度:312km/h
価格:未発表

