従来、9インチナビやETC2.0車載器はディーラーオプション設定だったため、これらの代金は残価に含まれていなかった。一方、新型は、標準設定またはメーカーオプションなので、これらの代金も残価に組み込むことが可能。結果として、月々の支払い額を抑えられるメリットもあるという。
なお、新型で9インチナビとETC2.0車載器を標準設定しているのは、N-BOXカスタムのターボやコーディネートスタイル、N-BOXジョイのターボやブラックスタイル。他グレードは、メーカーオプション設定となっている。
さらに新型では、全グレードでフロントシート裏のシートバックに、スマートフォンなどを入れられるアッパーポケットを追加。センタコンソール後部にはUSBチャージャーも装備し、後席乗員の利便性も向上している。
改良の背景
ホンダによれば、N-BOXが属する軽スーパーハイトワゴンの市場規模は、年間で約64万台。SUVの約100万台/年、ミニバンの約90万台/年に次ぐ大きさ。なかでもN-BOXは、前述のとおり、17年登場の2代目から現行の3代目まで、軽自動車だけでなく、すべての乗用車の新車販売台数でナンバーワンを獲得。初代からの保有台数は284万台を記録し、単一車種では日本で最も保有台数が多いクルマに成長したという。
ただし、近年、N-BOXの新車販売台数は、やや低下傾向だ。全軽自協(全国軽自動車協会連合会)のデータによると、N-BOXの新車販売台数は、3代目が登場した23年以降、以下のようになっている。
●23年度(23年4月~24年3月):21万8478台(前年類計比106.7%)
●24年度(24年4月~25年3月):21万768台(前年類計比96.5%)
●25年度(25年4月~26年3月):19万8893台(前年類計比94.4%)
直近の25年度実績は、23年度の実績比で1万9585台減、24年度の実績比でも1万1875台減となっている。

