いまこの記事を読んでいるあなたは、この場ですぐにアラームをセットしましょう。その際、繰り返し設定を「毎日」にセットするのがポイントです。これにより、毎日の生活リズムをつくることができます。起床時間はスヌーズ設定ではなく、起床30分前から10回くらい設定しましょう。私は、30分・20分・15分・10分・5分・3分・2分・1分前と定時。さらに保険として5分・10分後にも設定しています。
常にいろいろな思考が頭をかけめぐっているのが、ADHDの特性です。アラームをセットしないと、思考に気を取られて、やるべきことをすっぽかしてしまいます。だから、アラームで逐一、自分を現実世界に引き戻すことが大切なのです。
アラーム以外の日時管理では、他の人とも閲覧を共有できる「カレンダーアプリ」も便利です。単に自分のスケジュールがわかるだけでなく、周りの人も見ることができるので、もし、日時や場所に間違いがあったら誰かが指摘してくれて、事前に失態を防げる可能性もあります。
「どんなシーンでも同じカバン」にして忘れものを減らす
ADHDやASDの特性がない人の場合、ファッションやTPOに合わせてカバンを替えることは多いでしょう。でも、ADHDの人にとって、カバンの使い分けはとてもリスクが高いことです。
カバンが変われば、当然、カバンの中身を移し替える必要がありますが、ADHDの人の場合、ものを移し替える際に入れ忘れが起こってしまうからです。また、朝入れ替えをするとなると、なおさら慌ただしくなり、財布や鍵の入れ忘れが起こりやすくなりますし、遅刻の大きな要因にもなってしまいます。
そこで、毎日同じカバンを使い、入れ替え不要にすることが大事です。入れ替えがなければ、カバンをパッと手に取って出かけられるので、時間のロスも減らせます。

