現在の「シズラー」は、実際にどのような状況なのだろうか。本当に外国人客が目立ち、店内は空いているのか。そもそも「名前は聞いたことあるが、どんな店なのか知らない」という人もいるだろう。
そこで本稿では、筆者が実際に店舗を訪れ、「シズラー」の現在地を検証する。
「シズラー」はロイホとは異なる“サラダバー&グリル”の店
「シズラー」は、アメリカ・カリフォルニア州発祥のサラダバー&グリル・レストランである。日本での運営は、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」や天丼チェーン「天丼てんや」で知られるロイヤルホールディングスが担っている。
洋食メニューをテーブルサービスで提供するロイヤルホストとは異なり、「シズラー」の特徴は、サラダバーとグリル料理を組み合わせたスタイルだ。土日祝日は朝8時から営業しており、モーニング利用をしたことがある人もいるだろう。
日本国内の店舗は東京と神奈川を中心に12店舗。アメリカ、オーストラリア、タイ、中国、シンガポール、プエルトリコなどを合わせると、世界で200店舗以上を展開している。
筆者は、3月オープンしたばかりの大井町トラックス店を訪問。平日の19時頃に訪れたが、予約なしで、ゆったりとしたソファ席に案内してもらえた。
実際に訪れてみると、外国人客はファミリーやカップルを中心に数組見られたものの、日本人客の方が多かった。満席ではなかったが、SNSで話題になっているほど、ガラガラという印象ではない。特に目立ったのは、小さな子ども連れのファミリー客だ。
また、店舗による違いはあるものの、筆者が訪れた店舗では外国人スタッフは見当たらず、接客は非常に丁寧。内装も高級感があり、一般的なファミリーレストランよりも落ち着いて過ごせる空間づくりがされている印象だった。
居心地の良さもあってか、価格帯はファミリーレストランとして考えるとやや高めだ。グランドメニューを確認すると、「シズラープレミアムサラダバー」は3861円(税込み)。数年前であればディナータイムでも2000円台で楽しめたが、現在はこの価格帯になっている。

