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「恋愛がめんどくさい」と感じるのは脳の正常反応だった どんな思考が働いているのか、精神科医が明かすメカニズム

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落ち込む女性
「恋愛=めんどくさい」という感情の正体とは?(写真:mapo/PIXTA)
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たとえば、はじめてのデートの前日を想像してください。服装を考え、話題を考え、相手の反応を想像し「これで大丈夫だろうか」と何度も頭の中でシミュレーションを繰り返します。しかし、その努力が相手にどう伝わったかはわかりませんし、評価もされません。ただ、疲れはしっかり残ります。

前述したように、脳は「コスパが悪い活動」を本能的に避けます。その結果、恋愛に対して無意識のうちに、

「疲れる割に、得るものが少ないかもしれない」

「割に合わない」

という計算が走り、「めんどくさい」という感覚が生まれます。

過去に一度でも恋愛がらみで深く傷ついた経験がある場合、この傾向は一層強くなります。恋愛における傷は、単なる失敗体験とは少し性質が違います。

・片思い相手への失恋
・信じていた相手との激しい衝突
・理由もわからない突然の別れ
・ある日を境に、連絡が一切返ってこなくなる

ダメージは想像以上に大きい

こうした出来事は、当事者にとって強烈な衝撃になります。相手に心を開き、感情を預け、期待を抱いている状態で起こるため、ダメージは想像以上に大きくなりやすいのです。

たとえば、毎日やり取りしていた相手から、ある日突然返信が途絶えたとします。最初は「忙しいのかな」と思っていても、時間が経つにつれて不安が膨らみ、

「何か悪いことを言っただろうか」

「もう興味を失われたのだろうか」

と、自分を責める思考が止まらなくなります。

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