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「恋愛がめんどくさい」と感じるのは脳の正常反応だった どんな思考が働いているのか、精神科医が明かすメカニズム

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落ち込む女性
「恋愛=めんどくさい」という感情の正体とは?(写真:mapo/PIXTA)
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あるいは、「ずっと一緒にいよう」と言われていたのに、突然「やっぱり無理」と別れを告げられる。その瞬間、これまで積み上げてきた時間や気持ちが、一気に崩れ落ちるような感覚に襲われます。

こうした経験は、脳に「強烈な痛み」として記憶されます。脳は、強い感情をともなった出来事ほど優先的に保存する性質があるため、次のように学習します。

・恋愛=危険
・また同じ痛みがくるかもしれない

この学習は、意識的に行われるものではありません。

頭では「もう大丈夫」「次は違う」と思っていても、無意識のレベルでは、過去の痛みが警報として残り続けます。その結果、防衛反応として「そもそも恋愛しないほうが楽」という結論に傾いていきます。

・誰かを好きにならなければ、期待もしなくて済む
・心を開かなければ、裏切られることもない
・深く関わらなければ、突然失うこともない

傷つくことからあなたを守る

こうして脳は「距離を取ることで安全を確保する」という戦略を選びます。これが、「恋愛=めんどくさい」という感情の正体である場合も、決して少なくありません。

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一見すると、「面倒だから恋愛を避けている」「逃げている」ように見えるかもしれませんが、実際にはこれは逃げではありません。脳が「もう一度傷つく可能性」から、あなたを守ろうとしている状態なのです。

火傷をしたあと、無意識に火や熱したフライパンに近づくのを避けるようになるのと同じです。

「もう2度とあんな思いをしたくない」という、ごく自然な防衛反応なのです。

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