恋愛は、学力や仕事のスキル以上に「あなたという人間全体」を見られる場面です。かわいさ、かっこよさ、優しさ、センス、身だしなみ、コミュ力、品性、価値観、距離の取り方、気遣い……ほぼすべてが丸裸にされる可能性がある。自分の価値が全部試されてしまう。そのプレッシャーがとんでもないレベルでのしかかってくるんですね。
だからこそ恋愛がめんどくさい人というのは、裏を返せば「自分で自分を大切にしているがゆえに、傷つくのを極端に恐れている」という状態でもあります。恋愛という行為が「ただのイベント」ではなく、あなたにとって人生の評価ポイントになってしまっているということです。
いえ、これは決して悪いことではありません。むしろ、自分を雑に扱わないからこそ恋愛が重い。そして、好きな人にアプローチするときなどは特に、
「もし拒絶されたら自分の存在ごと否定されてしまう」
「人間的魅力がゼロだと判断されるのが怖い」
こんな恐れが無意識のうちに湧き上がります。
その結果、脳は守りに入り、
「連絡する気が起きない……」
「恋愛向いてないな……」
「別に1人でも生きていけるし」
と、めんどくさがる理由を量産していくわけです。
恋愛は判断コストが高い行為
まず前提として、恋愛は人間の行動の中でもトップクラスに判断コストが高い行為です。多くの人が「恋愛がめんどくさい」と感じるのは、気持ちが冷めているからでも、愛情が欠けているからでもありません。単純に、脳から見たときの負荷があまりにも大きいのです。
恋愛では、常に次のようなことが求められます。

