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「西三河一の繁華街」→「昼なのに人通りまばらで閑散」…百貨店もあえなく全滅「愛知屈指の商都」に広がる"驚きの光景"

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1958年に開業した「岡ビル百貨店」。2021年に閉店し、現在は取り壊されている(写真:筆者撮影)

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かつて百貨店は「特別な場所」だった。家族と過ごす休日、背伸びをして選ぶ贈答品。屋上やレストラン街には、地域の憧れと活気が凝縮されていた。しかし今、多くの街からその姿が消えつつある――。
本連載では、百貨店が消滅した街を歩きながら、「なぜ消えたのか?」を街ごとに分析していく。
第6回は愛知県岡崎市。かつて10以上の大型店がひしめいた商業激戦地だ。しかし、現在はほぼすべて消滅し、百貨店も全滅。では今、岡崎はどうなっているのか。

前編では、岡崎の中心市街地が全国初の再開発によって巨大な商業集積を築きながら、市民の買い物行動との隔たりや郊外化のなかで、その役割を失っていった経緯を追った。

愛知県岡崎市は、人口約38万人を擁する西三河地方最大級の都市である。かつて中心市街地の康生(こうせい)地区には百貨店や大型商業施設が建ち並び、西三河随一の商業集積を形成していた。しかし、その多くは姿を消し、跡地の一部はマンションへと建て替わっている。

百貨店が消えたいま、街はどう変わったのか。6月下旬の雨の降る休日、康生地区を歩き、岡崎で暮らす人たちに話を聞いた。

西三河最大の商業都市・岡崎

名古屋から特急で約30分。徳川家康が生まれた城下町・岡崎市。かつてここには松坂屋を核テナントとする「レオ」をはじめ、「セルビ」「名鉄サンリバー(のちの岡崎メルサ)」「シビコ」など大型商業施設が集まり、西三河最大級の商業集積を形成していた。

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