東洋経済オンラインとは
ライフ

大谷翔平の第2子誕生「産まされた」批判への拭えない違和感…"年子論争"で「被害者ムーブ」する人の嘆かわしい正体

8分で読める
大谷翔平 真美子夫人
その一挙手一投足が注目を集めてしまう大谷翔平・真美子夫妻(画像:ドジャース公式X @dodgersより)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
2/6 PAGES

なぜこのような声が上がってしまうのか。悪意はなくても無意識に批判してしまう。あるいは批判まではいかないが、余計なお世話の言葉を浴びせてしまう。そんな人の特徴と改善方法を挙げていきます。

2026年1月に開催された、全米野球記者協会が主催するMVP受賞晩餐会での大谷夫妻。このときも真美子夫人に対して「ふっくらした」「妊婦さんでは?」といったコメントがついていた(画像:MLB Japan公式インスタグラム @mlbjapanより)

「産まされた」というコメントに違和感

明らかな悪意のあるコメントはそれほど多いわけではないため、ここで触れる必要性はないでしょう。問題は、悪意の自覚がないのに結局批判してしまう人。あるいは皮肉のようなコメントを書き込んでしまう人。

まず最も議論されている「年子で産まされるなんて女性の身体の事を考えていない」という声について。

「産まされる」というフレーズに悪意の無自覚さが表れていました。いったい主語は誰なのか。「私」なのか、それとも「私の妻」なのか。本人の気持ちがわからない以上、大谷選手の妻・真美子さんが「産まされた」というわけではないでしょう。

つまり、このコメントは「真美子さんがかわいそう」というニュアンスで、他人の名前を借りて自己主張をしているだけにすぎないのです。

「私の考え方が普通の社会であってほしい」「みんな同調してくれるよね?」と押し付けるようなニュアンスが感じられますし、当事者は真美子さんではなく別の人でもいいのでしょう。

このようなコメントをする人や、それに「共感した」ボタンを押す人の特徴は、「○○される」「○○されたくない」という防衛本能の強さ。

「出産は自分の意思でする」というごく自然なことを、わざわざ「産まされる」と考えてしまう。しかも会ったこともすらない他人のエピソードでそう考えてしまうのは、ふだんから自分を守ろうとする意識が強いからでしょう。

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数