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「大病したけど、リハビリして、必ず復帰するから……」
入院中のシニアがそう手紙を綴り、再び通うことを励みにしている生涯学習の場がある。奈良県内に2校、東京、大阪に1校ずつ開かれ、平均年齢74歳の学生約350人が集う「奈良シニア大学」だ。
いきいきと通うシニア学生たち
木曜の午前10時前、JR奈良駅近くのカルチャーセンター「はぐくみセンター」の大会議室は、100名以上のシニアたちでほぼ満員となっていた。奈良シニア大学で週に1回行われる講義の風景である。
開講時間が近づくにつれ、シニア学生たちの話し声がにぎやかさを増し、熱気が高まっていく。カラフルな色合いの服をまとう女性。白髪をきれいにカットした男性。知り合いを見つけると、笑顔で手を振る。まるで、同窓会にでも集まったような、いきいきとした雰囲気だ。
男女比は半々くらい。あくまで筆者の印象だが、一般的な生涯学習(人が生涯にわたって行うあらゆる学習活動)の場は女性が多いイメージがある。だが、この会場を見渡すと男性たちの姿も目立つ。

