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5年前にここで、『超加速経済アフリカ』という書籍をご紹介したことがある。マスコミなどで取り上げられる機会が限られている“アフリカの現状(当時)”を明らかにしたものだ。
「えっ、アフリカっていま、こういう感じなの?」
と驚かざるを得ないトピックス満載だったためとても新鮮で、いまでもその内容を思い出せるほど読み応えがあった。
中国抜き人口世界一、平均年齢28歳の衝撃
同書に続く新作である『超スケール経済インド: 次世代超大国のビジネス地図』(難波昇平、椿進 著、東洋経済新報社)で焦点が当てられているのは、タイトルからもわかるとおり急成長を遂げるインドだ。
インドは2023年に、中国を抜いて世界一の人口を持つ国になった。14億6400万人というその数もさることながら、平均年齢が約28歳だという点からもこの国のポテンシャルが推しはかれるだろう(ちなみに中国の平均年齢は39歳で、日本は48歳)。
とはいえアフリカがそうであったように、私たちが“インドのリアル”を知る機会は意外と少ない。そこで本書の出番である。
念のために書き添えておくと、著者は中国、東南アジア、インド、中東、アフリカなどの新興国で、市場参入支援、M&A・パートナー探索支援、新規事業育成など、コンサルティングと事業投資を行っている人物。
消費財、部品、自動車、食品、医療・ヘルスケア、金融・フィンテックなどのさまざまな領域、また、その周辺領域において大きなビジネスチャンスが潜んでいるのがインドだと著者は述べている。


