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注文からわずか7分で食料品が届く。インドで急拡大する「クイックコマース」の裏側と日本企業の新たなビジネスチャンス

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配達員のイメージ
インド都市部で超短時間のデリバリーが成長している理由とは?(写真:KY/PIXTA)
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こうした成功の要因については、無理なく納得できるのではないだろうか。なにしろ日中のインドでは食材の買い出しをしたくても、外はうだるように暑いのだから。

だが、クイックコマース会社のアプリで「ビリヤニ」「パスタ」などと検索すればいろいろな種類の食材が表示され、ワンクリックで購入できるのである。購入時に届け先住所を入れれば、到着まで何分かかるかもすぐにわかり、支払いはGoogle PayやPaytmで即時決済が可能。

流行らないはずがない。

100年以上前からインドに息づく配達文化

実際に、弊社のムンバイのスタッフがZeptoを使って食料品を注文してみたことがあります。商品を追加して、オンライン支払いを済ませると、「3 mins」とアプリの画面には表示され、7分後には自宅での受け取りまで完了しました。ムンバイの実態を知る人からすると、衝撃的かと思います。(174〜175ページより)

日本でもウーバーイーツなどのフードデリバリーサービスはお馴染みだが、インドではもっと簡単に、そして便利にいろいろなものが買えるようだ。

著者も指摘しているが、もともとデリバリーとインドの相性は悪くない。カーストのなかに“さまざまなものをデリバリーする職業”が存在し、「ちょっと、これを買ってきてほしい」とデリバリーを依頼する文化がすでに根を張っているからだ。

100年以上前から「ダッバーワーラー」と呼ばれるお弁当配達人が、毎日20万食以上の弁当を配達してきていますが、インドではこのようなサービスが昔からあります。配達ミスが極めて少なく、ハーバード・ビジネス・スクールでも研究対象となった程です。(175〜176ページより)
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