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稼働率9割の好発進!巨大再開発の裏で東急の若手が渋谷に仕掛けた「小分けオフィス」がスタートアップに刺さる理由

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ウェイプの仕掛け人の一人、東急の石田充朗さん(撮影:今井康一)

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会社を動かすのは現場のビジネスパーソンだ。人気商品やサービスが生まれた背景、新たな挑戦の狙いとは。本連載では、その仕掛け人を直撃する。 

「100年に一度の再開発」が進む東京・渋谷では、2012年の渋谷ヒカリエ開業など再開発プロジェクトが続いている。そうした中、渋谷駅の北側、神南1丁目エリアにセットアップオフィス「SHIBUYA WayP」(シブヤ ウェイプ)が25年4月に全面開業した。ウェイプはコンセプトである「Work as you Please」(好きに、働く)の頭文字をとった造語。稼働率は9割に達し上々のスタートだ。

東急が企画し展開するウェイプは、1つのフロアを貸し出すのではなく、部屋を細かく分けて貸し出す。多様な広さの部屋があり、1人区画から19人区画までが用意されている。部屋にはデスクや椅子がセットアップされており、入居者は家具や什器を準備する必要がない。パソコンを持ち込めば、即日仕事をすることができる「セットアップオフィス」だ。

セットアップオフィスのウェイプでは、パソコンを持ちこめば即日仕事を始められる(撮影:今井康一)

加えて共用部の会議室やテレカンブースを無料で利用できるほか、水道・光熱費が賃料に含まれ、費用を抑えられる。多くのスタートアップ企業を生み、育ててきた渋谷らしいオフィスだ。ウェイプの仕掛け人の一人、東急の石田充朗さんは「最初は1人で入居した企業が徐々に規模を拡大し、渋谷スクランブルスクエアに入居するような大企業が生まれれば」と期待を込める。

この企画が動き出したのは21年の夏ごろ。16年に取得した物件の建て替えプロジェクトを有志で行うことになったのがきっかけだ。

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