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「あまり会食しない」「提言の聞き取りは手短に」…高市首相"独特な政治スタイル"に死角なし?知見不足に陥る危険は

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自民党で政調会長特別補佐を務める鈴木英敬氏(画像:東洋経済オンライン公式YouTubeチャンネルより)
  • 青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員教授
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――ただ、そういった議連の報告や議員との面会なども、すごく時間を短くされると聞くんですが、実際はいかがですか?

僕も今日3回行ったのはそれぞれ10分ずつでしたけど、時間的には十分ですよ。総理も事前に提言内容をよく読んでくれているようで、中身もしっかり頭に入っているので。

えらそうな言い方になりますが、政治家は3分しかないと言われたら3分でしっかりものを伝える。2分と言われたら2分でその人の心を説得する。そういうのも重要なことなので、政治家なら10分と言われたら10分でやりきるだけじゃないですかね。

「全部自分でやる必要はない」

――それもそうですね。ただ、単なる報告や自分の考えに沿った話は​そういうスタイルで問題ないのかもしれませんが、自分に都合の悪いことや不慮の出来事が起こった時の危機管理を考えると、あまり議論をしない、情報交換の機会が少ないことで見識が積み上がっておらず、判断が鈍ったり、間違えたりする危険が増すんじゃないかという指摘があります。この点について懸念はありませんか。

どうですかね。僕は総理大臣よりだいぶ小さい単位ですが、三重県知事を3期やらせていただきました。すべての最終責任を自身が負うという立場を経験して思ったことは、「全部自分でやる必要はない」ということ。もしコミュニケーションがあまり得意でないなら、周りの人に任せればいいと思います。僕も副知事を2人選んだ時、自分のまったく持っていないものを持っている2人に頼んだりもしました。

総理が全部自分でできなくても、周りの人がうまくカバーしていくような仕組みを作っていくのが大事かと思います。多くの人とコミュニケーションを取るのが苦手だったら、今も毎日正副長官会議(内閣官房長官と3人の官房副長官との会議)などをやっているみたいなので、そういう場を通じて、自分がコミュニケーションを取りやすい人からしっかり情報が入ってくるような仕組みにすればいい。仕組み化することは大事だと思いますね。

ここまで人生歩んできて、今苦手なものはたぶんこの先も苦手なままで、急に「めっちゃ得意やわ」とはならないでしょう。だからこそ、その苦手な部分を補ってくれるチームと仕組みづくりをしっかりやっていけばいいだけのことだと思います。

動画ではこのほかにも、「ナフサ不足への対処」「ガソリン補助金の見直し」「食料品の消費税減税」などについても聞いています。
撮影・編集:田中険人、長谷川友美、伊藤賢、秋葉俊祐

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