衆院選大敗の要因 中道・小川代表「立憲は立憲、公明は公明で踏ん張っていれば…」「ショート動画は左右の極論の再生回数が伸びやすい」

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中道改革連合の小川淳也代表
衆院選の敗因について語る中道改革連合の小川淳也代表
政治ジャーナリストの青山和弘氏が政党や各界の論客をゲストに招き、日本の政治を深掘りする「青山和弘の政治の見方」。今回はゲストに中道改革連合の小川淳也代表を迎え、「衆院選“大敗”の要因」「中道が目指す国家像」「自衛隊の海外派遣」などについて聞いた。
※記事の内容は東洋経済の解説動画シリーズ「青山和弘の政治の見方」の下記の動画から一部を抜粋したものです。外部配信先では動画を視聴できない場合があるため、東洋経済オンライン内、または東洋経済オンラインのYouTubeでご覧ください。
(前編)
(後編)

衆院選大敗の要因は“高市旋風”だけではない?

——代表になる前の話になりますが、衆院選での大敗の要因は何だとみていますか。

高市政権の支持率が高かったことは1つの要因だと思います。一方、直前の新党結成で、やろうとしていたことが悪いとは決して思わないのですが、有権者に与えた戸惑い、当惑、複雑さ……これで自分たちが立っている地盤が崩れたような感じがしますね。アイデンティティーが揺らいで、地盤が崩れた。

——地盤が崩れたのは、立憲民主党と公明党で一部の政策が異なっていたことが影響しているのでしょうか。

今は左右の極論がはびこる時代です。真ん中を自任する落ち着いた勢力が力を合わせることには意味があると思うのですが、あまりにも選挙の直前で、党名も含め考え方や立ち位置、執行部全体として有権者の期待感を得るには至らなかったですよね。選挙のための互助会なんじゃないかという指摘・批判が多数あった。それを十分はね返せていない。

——では、どうすればよかったと。

順風だろうが逆風だろうが、確立してきたアイデンティティーで突っ込むか、それを崩壊させてでも期待感の持てる状況に賭けるか、どっちかですよね。選挙の結果だけを考えれば、立憲は立憲で踏ん張り、公明は公明で踏ん張っていれば、ある種の“見える覚悟”があったかもしれませんからね。

——選挙期間中、YouTubeにおける選挙関連の動画が2024年の衆院選の10倍再生されたという調査結果もあります。そんな中で、非常に逆風も受けたと思いますが、今後は過熱するSNS選挙とどう向き合っていこうと考えていますか。

数十秒から1分の動画が主力で、左右の極論の再生回数が伸びやすい領域です。感情にダイレクトに訴えていて、それがファクトなのかフェイクなのか、どんな意図や思惑があるのかを問わない。そんな議論にプライオリティーがあるので、形勢は不利ですよ。われわれは理性に訴えようとしているから。

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