東洋経済オンラインとは
ライフ

「口にしたら意識がふわふわする感覚に…」 大麻成分"CBN"はなぜ今、指定薬物に指定されたのか【6月1日から規制】

7分で読める
厚生労働省ホームページ
6月1日から指定薬物に指定されたCBNについて薬剤師が解説します(画像:厚生労働省ホームページ)

INDEX

大麻由来成分のCBN(カンナビノール)が、厚生労働省の「指定薬物」に指定され、 6月1日から、医療の用途以外の目的でCBNを含まれる製品の製造、輸入、販売、所持、使用することが原則、禁止となった。違反すると、拘禁刑や罰金が科される。

なぜCBNが指定薬物になったのか、その背景と危険性について、解説する。

CBNとは何なのか

CBNとは、大麻に含まれる代表的な麻薬成分であるΔ9-THC(デルタ9テトラヒドロカンナビノール)が酸化することで生成される成分のことをいう。

危険ドラッグのHHCHやHHCPのように、大麻に含まれる成分に似せて作られた合成化合物ではなく、自然由来の成分で、Δ9-THCよりも弱いものの、同じような作用をもたらすことが実験などで明らかになっている。

CBNが指定薬物に指定される大きなきっかけとなったのは、2025年5月に起こった「CBNクッキー摂取後に学生が寮から飛び降り骨折した」という事故だという。

報道によると、これは2025年5月、山梨学院大学(甲府市)のレスリング部の男子部員(10代)が、大麻成分を含むと見られるクッキーを食べたあとに寮の2階から飛び降り、頭の骨を折るなどの大ケガを負ったというものだ。その後の調べで、このクッキーの中に含まれていたのが、CBNであることがわかった。インターネットでCBN入りクッキーを購入したのは、別の部員。SNSで知って興味を持ったという。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象