先の担当者は、「あやしいものには手をださないようお願いしたい」とのことだが、もし不審な製品を摂取し、体調不良が起きた場合はどうしたらいいのか。
「まずは、速やかに医療機関を受診してください。製品やパッケージを捨てないで、受診先に持っていくといいでしょう。国民生活センターなどへ相談するのも1つの方法です」(担当者)
なお、CBNと似たような名前の成分にCBD(カンナビジオール)がある。こちらについても少し触れておきたい。
こちらも大麻由来の成分だが、日本では適切な基準を満たしたものを使用するのは問題なく、今もサプリメントや化粧品など、幅広く使われている。WHO(世界保健機関)も安全性を認めており、精神毒性などの作用はないとされている。
アメリカではてんかんの治療薬などに使用されているが、 薬として利用されている成分であるため、過剰摂取によるリスクは否定できない。CBD製品を服用する際も、適正量を守ることが重要である。
合法と安全は違う
人は「合法」という言葉を過信しがちだが、合法であることと安全であることはまったく別の話である。SNSで流行しているものでも、インフルエンサーが紹介しているものでも、大手ECサイトで販売されているものでも、危険なものは存在する。
自分の身は自分自身で守るしかない。安易に知らない成分には手を出さないことが大事だろう。食品として身体に入れるものは流行や広告ではなく、信頼できる情報をもとに慎重に判断したい。

