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「サッカーファンは知ってた」「あのDAZNが謝るとは…」次々"燃料投下"で大炎上する『DAZN』が、これまで許されていたワケ

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DAZN
スポーツファンの間では、「DAZN」の評判はすでに知られていたようだが……(画像:DAZN Japan公式X @DAZN_JPNより)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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消費者だけでなく、メディアや有識者も、DAZNの料金提示を「ダークパターン」的な手法として批判している。

「ダークパターン」とは、ユーザーを意図的に誤解させたり、不利な条件に誘導したりするユーザーインターフェース(UI)を指している。

支払い画面はさらに誤解するような表示になっており、元々は左画像のように下の注釈を確認するまで「年間プラン」とわからないような表示だったが、2026年6月16日現在、右の画像のように改善された(画像:DAZN公式サイトより)

この騒動を受けて、DAZNは「一部のお客様に混乱を招くご案内があった」として謝罪し、返金や解約にも応じる方針を発表した。しかし、謝罪文では「月額980円」という表示そのものには触れず、「一部のお客様に混乱を招くご案内がございました」という説明がされていたことが、利用者の感情を逆なでしてしまった。

SNSでは、「何を謝罪しているのかわからない」「問題の本質から逃げている」との批判が続いた。

「誤解を招くご案内」という文言に批判が集まってしまった、DAZNの謝罪文。しかし、元々のサッカーファンやDAZNユーザーからは「あのDAZNが謝った!」という驚きの声が(画像:DAZN公式サイトより)

また、DAZNヘルプセンターの公式Xアカウントが、視聴プランに対する質問や苦情を投稿した一部ユーザーに対し、軽い調子の「やあ!」というコメントで返信したことで、火に油を注ぐ状態になった。定型文を自動投稿していると思われるが、通常時であればさておき、炎上中の企業アカウントの投稿として不適切と見られたのだった。

さらに、日本-オランダ戦のDAZNでの中継において映像と音声がかみ合わない音ズレや、音割れのトラブルが発生したり、課金しているのに広告が流れたりと、視聴者から不満の声が相次ぐ結果となった。

要するに、DAZNは炎上の鎮火を図ろうとしたのだが、不適切な対応を何度もとって燃料を投下し続け、批判が延々と収まらない状況に追い込まれてしまったのだ。

これまでもトラブルは起こっていたが…なぜいま大炎上?

DAZNでは、これまでも相次ぐ値上げや、配信トラブルなどが起こってきた。W杯より前からDAZNに課金してきたサッカーファンからは「(そういう会社だって)知ってた」「本当の恐ろしさはこれから」「DAZNが謝ったことに驚き」というような投稿がSNS上でなされている。

今回の騒動は、単独で起きたものではなく、これまでの利用者の不満が噴出したものだ――という意見も見られた。

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