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「飲食物の持ち込みOK」「コア層はZ世代」なのにナゼ…? "カラオケまねきねこ"が「高利益率」を叩き出すカラクリ 

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まねきねこ
カラオケまねきねこが、「持ち込み自由」でも利益を出せる仕組みとは?(写真:筆者撮影)
  • 鬼頭 勇大 フリーライター・編集者・フードコート愛好家
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一般論として、店舗が大型化すれば、その分人件費などでコストがかさむ。

ただ、同社の利益率は、この期間に4.2%から18.5%に向上している。店舗当たりの売り上げは、同期間で6048万円から9550万円と1.5倍超なのに対し、利益は256万円から1760万円と7倍ほどに伸長した。

若者向けの低価格路線とともに、まねきねこの代名詞と言えば「飲食物の持ち込み自由ルール」である。カラオケの売り上げ要因を整理すると、基本的には「ルーム料金」と「飲食料金」の2つになる。持ち込みを自由にするということは、後者で儲ける余地を狭めているのではと思えるが、どんな狙いがあるのか。

高級感のある空間だ(写真:筆者撮影)
ラインナップが多いのも嬉しい(写真:筆者撮影)

「持ち込み自由」の意外なメリット

フードメニューも充実しているが(写真:筆者撮影)

「まず1つは目立つこと。カラオケ事業スタート時は後発のチェーンということもあって、何か他社と違うことをする必要がありました。そのうえで、持ち込みを自由にすればお客様に『他のチェーンよりも太っ腹だ』と好感を持っていただきつつ、持ち込んでいただいた分スタッフの作業も減って省人化につながります」(田中氏)

そもそも、同社の売り上げ構造をひもとくと全体のうち6割をルーム利用料、4割を飲食料金が占めており、フードに限定すると1割ほど。持ち込み自由とはいえ、基本的にワンドリンクもしくはドリンクオプションの選択が必要なため、そこまで収益性を圧迫していない。ただ、田中氏によるとまねきねこでフードを注文する人の割合は、全体の15%ほど。同社調べでは、業界の半分~6割程度と低水準だ。

それでもしっかり利益を生み出せている背景には、スタッフの「多能工化」がある。一般的なカラオケ店では「フロント業務」「調理業務」「ホール業務」といった形で業務ごとに人員を配置しているが、まねきねこでは「1人で複数ポジションを担当」(田中氏)している。

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